脳科学

脳科学と心理学を学んで良かったこと4選

脳科学と心理学

「脳科学を学んでみたいけど、どんなことに役立つか分からない。」
「心理学を勉強してみたいけど、なんだか使えるイメージが湧かない。」

なんでもやってみる前はそのように感じたり、考えたりしてしまうものです。

ここでは僕自身が実際これまでに脳科学や心理学を学んで「役に立った」と感じたことをご紹介します。

脳科学、心理学を学んで役に立ったこと。

人の悩みや行動の原因が分かるようになった。

僕は仕事柄、人から仕事や人間関係などの悩みの相談などを受ける機会が多いです。

その相談を受けている中で「なんでこの人はこんなことを考えるんだろう?」「なぜこの人はこんな行動をしてしまうんだろう?」と思ってしまうことも度々ありました。

脳科学、心理学を学ぶことでその疑問に対する回答を得ることができ、人へのアドバイスなどがしやすくなりました。

例えば「別に人から被害を受けていないのにイライラしてしまう。」「あの人を見ているだけで気分が落ち着かなくなる。」などの話を聞いた時には「心理的に【投影】というメカニズムが働いているからだな。」などとその原因を理解できるようになりました。

ただここで一つ注意が必要なのが脳科学や心理学での作用が全てでは無いということです。

脳や心の仕組みを学ぶと「これが原因なのか!」「この人が理解できないのはこれのせいか!」と短絡的に考えてしまいがちですが、実際に人間の心はもっと複雑なものです。

「心の全ては理解できない」という前提の元で「この人が言っていることはこの心理的作用が働いていそうだぞ。」という予測立て程度に使う方が良いでしょう。

社会の仕組みが分かるようになった。

社会には人の心の作用を利用して作られた仕組みがたくさんあります。

「自分の脳や心がどのようなことでどんな風に反応するのか?」これを理解していないままだと社会の仕組みに流されて、気付かずに自分の本来の意見とは違うことをしているかもしれません。

例えば人の脳の癖(認知バイアス)として【バンドワゴン効果】というものがあります。これは“人は多数派の意見に流されやすい”という脳の癖です。

この【バンドワゴン効果】の影響からマスメディアなどで「今、大ブーム!」「これが流行しています!」などと放送されると「自分も乗っておこう」と無意識に考えて実際の行動となってしまうのです。

逆に「【バンドワゴン効果】という脳の癖が自分にはある」と知っていることでそういった放送を見ても一歩引いて見ることができるようになるのです。

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健康を意識するようになった。

当たり前の話かもしれませんが、脳というのは体の器官です。
体調が悪ければ思うように働かず、体調が良ければ健康的に活動してくれます。

ホルモンの影響も強く受けるのでホルモンバランスを整えることも大切です。
また、脳の短期的な記憶をし、記憶を作り出す部位である海馬はストレスに弱い脳部位で、運動により機能が高まります。

このようなことを学んだことで僕は日頃から

  • ストレスのかからない生活
  • ストレスを感じたら発散をする
  • 1日30分の有酸素運動

これらを意識して実践するようにしました。

もちろん食事も脳の栄養分となりますし、睡眠不足も脳の健康に大敵ですので、しっかりとした栄養と睡眠も心がけるようにしています。

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人にイライラすることが減った。

人の心の動きや行動の原因がある程度理解ができるようになったことで「どうして分かってくれないんだろう。」「なんで思った通りに行動してくれないんだろう。」そのように思って悩みことが少なくなりました。

脳科学と心理学を学んでいったことにより「全てはその人にとっては最善のことをしている。」と感じるようになったことが大きいです。

人の性格や行動パターンは遺伝子とそれまでに培ってきた経験による記憶の影響が大きいです。

つまり自分と違う理解ができない行動をしてしまうのは同じ人間ではありますが遺伝子もこれまでの記憶も全く違うので自分ができない行動をしてしまうのはむしろ自然なことなのです。

こうして「人は自分とは違う」「その人なりの最善を常にしてる」と考えることで心に余裕が生まれて人に対してイライラすることが少なくなりました。

まとめ

以上の4つが僕が脳科学と心理学を学んで「良かった」「役に立った」と感じた点です。

全体として「人の行動の理由が分かったこと」「社会の行動の理由」が分かったことが大きいです。

人の行動の理由が分からないままだと自分の理解できない人の行動に対して不満や怒りを感じたりしてそれがストレスになってしまいます。

また社会の行動の理由が分からないままでは知らず知らずのうちに認知バイアスなどの脳の癖から本来の自分ではしてない行動をさせられているかもしれません。

自分が自然体のままで本来の自分として判断できるようになる。

その為に自分と人と社会がどのような仕組みで動いているか?を学ぶことは非常に有意義なことですよね。

脳科学、心理学に興味があるのであれば是非学んでみてください。